シェアハウスには短期滞在できる?メリットデメリットもチェック
シェアハウスでは1年以上の長期滞在はもちろん、旅行やテレワーク、ノマドワークのための短期滞在にも対応しています。
ここでは、シェアハウスで短期滞在を行う際の期間の目安や上手な活用方法、短期滞在のメリット・デメリットと選び方を紹介。これからシェアハウスを利用する予定の方は、ぜひ参考にしてください。
目次
シェアハウスには短期滞在できる?
物件によっては、1週間~1ヶ月のみの短期滞在も可能です。期間の目安や活用方法について詳しくみていきましょう。
シェアハウスは短期滞在が可能
シェアハウスは1ヶ月から月単位での契約が基本となっています。しかし近年ではテレワークやノマドワークを行う人、海外からの滞在者にも対応するために、1週間だけ可能なプランも選べるようになりました。
居心地の良い物件に長期滞在するケースも増えていますが、契約期間が短くても問題ないというのがシェアハウスならではのメリットといえます。
シェアハウスの活用方法
シェアハウスを短期的に活用する際のモデルケースは以下のようになります。
物件を探す :シェアハウスの検索サイトや不動産会社のサイトなどから物件を探します。
物件を比較する:「最低契約月数」は物件ごとに異なります。1ヶ月の物件を探し、比較しましょう。
申し込み・審査:物件が見つかったら申し込みをします。その後空室状況や申し込み者の情報から審査が行われます。
審査通過・入金:審査に通ったら「契約金」を入金します。
契約 :契約金を期日までに振り込み、入居日を待ちます。
入居 :入居当日に契約、または契約+鍵が渡されることが多いです。
期間満了 :1ヶ月契約を過ぎたら、契約を続けるか他の物件に移動をします。
申し込みから審査完了までは3日~10日程度になることが多く、その後契約と入居を行うので、最低でも2週間程度は余裕をもっておいたほうが良いでしょう。
物件によっては最低契約月数が2ヶ月以上になることもあるので、1ヶ月だけの滞在を考えている方は候補となる物件の絞り込みも忘れずに行ってください。
シェアハウスに短期滞在するメリットデメリット
シェアハウスに短期滞在すると、どのようなメリット・デメリットが考えられるのでしょうか。
シェアハウスに短期滞在するメリット
シェアハウスに短期滞在する場合、以下のようなメリットが期待できます。
新しい人と知り合い人脈づくりができる
住み替えによって飽きずに生活ができる
利便性の高い場所から通勤・通学できる
シェアハウスにはさまざまな立場や国籍の人が居住しており、日本人同士のコミュニケーションはもちろん海外の人々とのやり取りも楽しめます。
利便性の高い場所からスムーズに通勤・通学ができることや、住み替えを行って刺激的にノマドワークを楽しむことも可能。
通勤時間に縛られない自由な生活が手に入りやすいため、テレワーカーにもおすすめの生活スタイルといえます。
シェアハウスに短期滞在するデメリット
シェアハウスに短期滞在をする場合、次のようなデメリットを考慮に入れておく必要があります。
次の物件を探す手間がかかる
私生活との兼ね合いで忙しい
住民票が移動できない
1ヶ月というまとまった期間でも、状況によっては早く感じられることがあります。
入居してから物件に慣れていき、スムーズに生活が送れるようになる頃1ヶ月期限が迫ってきた…というケースも想定しておきましょう。
また、入居と退居は必ずセットになりますが、次の物件への引っ越しや片付け、仕事・プライベートとの兼ね合いも並行してこなさなければなりません。
退居までに準備を整え、仕事や勉強をこなさなければいけない慌ただしさと、次の物件を選ぶ手間とがかかるため、段取り良く準備をしていく必要があるでしょう。
注意しておきたいポイントとして、シェアハウスでの生活が1年以上の継続を伴わないときは、住民票の移動ができません。
シェアハウスに短期滞在しているあいだ、郵便物や荷物は住民票の登録がされている住所に発送されます。
1ヶ月単位でシェアハウスの住み替えを行うことは可能ですが、そのあいだに役所や公的な書類、その他電報やお知らせが旧住所に届いて、取りに帰らなければならない場合も。
対処法としては各送付先にシェアハウスの住所を知らせる、荷物を郵便局留め・運送会社留めにする、1年契約にして住民票を移動させるといった方法があります。
短期滞在するシェアハウスの選び方
次に、短期滞在するシェアハウスの選び方のポイントを確認していきましょう。
駅・職場・学校などに近い物件を選ぶ
駅チカまたは利便性の高い物件なら、交通費や通勤・通学にかかる時間を大きく減らし快適に生活を送ることができます。
職場などに徒歩でアクセスできる物件なら朝の支度をゆっくり行ってから出発できますし、終電の時間を気にせずゆとりをもって帰宅できるでしょう。
設備や住空間が整っている物件を選ぶ
短期で滞在する場合、荷物を最小限に抑える代わりに居住先の設備が整っている必要があります。
短期契約で住み替えを行うケースでは、TVや冷蔵庫などの家電製品、その他食器や生活用品などの自分で持ち運べない物品が揃っている必要があります。
物件によってはTVが設置されていない、インターネット接続は可能だがケーブルが付いていないといった不足も起こりやすく、事前に十分な設備が整っているかを確認しましょう。
短期滞在に有利な条件が整っている
一人暮らしは敷金・礼金がかかり1ヶ月だけ居住しようとすると初期費用がかさんでしまいます。しかし、シェアハウスでは1ヶ月だけの短期契約を重ねてほかのシェアハウスに移っていくことも可能です。
シェアハウスと並ぶ選択肢としてマンスリーマンションも挙げられますが、こちらは家賃がやや高め。個室は完備されていますが、シェアハウスのような賑やかさがありません。
シェアハウスでは1Kから3LDKまで幅広い個室が選択できますが、マンスリーマンションでは1Rまたは1Kが多く、カップルやファミリー層に適さない側面もあります。
短期滞在にはメリットが多い
1ヶ月だけの滞在にも対応しているシェアハウスは、一人暮らしやマンスリーマンションのような初期費用がかからず、身軽な状態で入居・退居ができます。
下宿の代わりやノマドワーク・テレワークにも向いており、節約効果も抜群です。ぜひ新たな選択肢として検討してみてはいかがでしょうか。
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