日本にいながら外国人と一緒に暮らせるシェアハウスならではの特徴
日本で英会話を学ぼうとした時、真っ先に思い浮かぶのは英会話スクールなどのような教育機関だと思います。
しかし、より実践的な英語力を取得したい方におすすめの方法が、外国人とシェアハウスで共同生活をして国際交流するということです。
この記事では、外国人とシェアハウスで共同生活をする上でのメリットとデメリットや、どのような人に向いているのかを詳しく説明します。
現在外国人歓迎のシェアハウスで生活することを検討されている方は、ぜひ最後までご覧ください。
目次
どんな理由で外国人がシェアハウスに?
「そもそも日本に来た外国人はどうしてシェアハウスでの生活を選んだのだろう」
このような疑問を持たれる方も多いと思います。
外国人がシェアハウスを選択する理由は大きく分けて2つあります。
理由①シェアハウスは海外の文化で馴染みやすいため
まず前提としてシェアハウスは海外から日本に流入してきた文化です。
そのため、日本に移住してきた外国人にとってシェアハウスは馴染みやすく、生活費も節約できるのでとても人気です。
理由②日本語の勉強をするため
日本にやってきた外国人の多くは留学やワーキングホリデー、そして働くために来ています。
もちろんシェアハウス内では英語でのコミュニケーションもありますが、日本語によるコミュニケーションもあります。
私たち日本人が英語学習のために外国人がいるシェアハウスを探すことと同様に、彼らも日本語の勉強のためにシェアハウスに住んでいるということも多いです。
外国人歓迎のシェアハウスで生活するメリットとデメリット
現在世の中には多種多様なシェアハウスがありますが、それぞれが持つ特徴や、メリット・デメリットもさまざまです。
外国人の入居者を歓迎しているシェアハウスも同様で、入居するにあたって外国人と共同生活をするメリットとデメリットを事前に知っておくことは非常に重要です。
それぞれ説明していきます。
外国人歓迎のシェアハウスで生活するメリット3点
外国人歓迎のシェアハウスで生活をすることのメリットは大きく3つあります。
メリット①英語などの外国語の勉強ができる
シェアハウスにいる外国人はアメリカをはじめ、フィリピン、オーストラリア、タイ、イギリス、中国、韓国などさまざまな国の出身がいます。
そのため、世界共通言語である英語だけでなく、中国語、韓国語などの色々な言語を学べる可能性があります。
また、外国語を日常会話で使用しながら学ぶので、言語の飲み込みが学校などで行われる座学よりも早い傾向があります。
「読めるけど話せない」などの、他言語による会話の経験が不足している方にとてもおすすめです。
メリット②さまざまな国の友達ができる
外国人のいるシェアハウスに暮らすメリットの2つ目はさまざまな国の友人ができる点です。
基本的に日本で生活している限り、できる友人は同じ日本人が多くなります。
しかし、さまざまな国の人とシェアハウスでともに生活することで交友関係が生まれ、日本以外の国の友人を作ることができます。
自国以外の国籍の友人を持つことは、他国の文化を知ることや、自分の価値観を広げることにつながります。
メリット③いろいろな価値観や文化に触れることができる
外国人とシェアハウスで一緒に暮らすメリットの3つ目は、たくさんの価値観や文化に触れることができる点です。
産まれた国によって文化が違うのはもちろん、彼らは育ってきた環境が私たち日本人と大きく異なります。
価値観や考え方は育ってきた環境から大きく影響を受けるので、外国人との共同生活を通じて、普段の生活ではなかなか触れることのできない文化や価値観を知ることができます。
さらに、キッチンやリビングをシェアしているので、いろいろな国の家庭料理を食べる機会もあるでしょう。
この点も外国人とシェアハウスで暮らすメリットです。
外国人歓迎のシェアハウスで生活するデメリット3点
続いて外国人とシェアハウスで暮らすデメリットについて3点紹介します。
デメリット①日本語が不完全な人もいる
ひとつ目のデメリットは、日本語がまだあまり話せない人もいるという点です。
彼らの中には、日本語を勉強中の人やもう既に習得した人もいれば、日本語が全く話せない人もいます。
英語が共通言語になっているシェアハウスもありますので、最低限コミュニケーションができるくらいの英語力がないと入居し始めはかなり戸惑うでしょう。
デメリット②価値観や文化の違いにとまどう
価値観や文化の違いはメリットにもなりますが、時にデメリットにもなりえます。
たとえば日本には「空気を読む」といった文化がありますが、これは日本特有のものです。
使った食器や洗い物はすぐ片付けるのが日本では当たり前ですが、そういった文化を持っていない外国人はなかなかすぐには動かないことも考えられます。
自分が当たり前に感じていることができていないという状況は、非常に大きなストレスの原因になるかもしれません。
直してほしいところや嫌なところは直接本人に伝えるように心がけ、ルール決めのための話し合いの場などを設けると良いでしょう。
デメリット③日本人と比べて物音や声が気になる場合がある
寡黙な日本人に比べ、外国人は声が大きいことが多いです。
たとえばアメリカでは家族との絆を大切にするという文化があり、日本に比べると高い頻度でホームパーティーをします。
そのような文化を持っている外国人は、食事の時には大音量で音楽をかける人や、夜遅くまでパーティーをする人もいます。
このような環境は、騒音が苦手な方にはストレスになるでしょう。
入居する前に知っておきたい日本だけの文化2選
先ほど文化の違いについて少し説明しましたが、ここでは入居前に知っておきたい、日本では当たり前だけれども海外では浸透していない文化を2つ紹介します。
その①家に入る前に靴を脱ぐ
意外に思われる方も多いと思いますが、家に入るときに玄関で靴を脱ぐのは日本独自の文化です。
最近では、外国でも家の中では靴を脱ぐ家庭も増えているようですが、日本のように玄関できちんと履き替えることは稀です。
その②ゴミの分別が細かい
日本では燃えるゴミと燃えないゴミに加え、ビン・カンなどごみの分別が細かいです。
しかし外国ではそのような分別はなく、ゴミはすべて同じ袋などに入れて捨てる人が多い傾向があります。
外国人がいるシェアハウスの利用におすすめの人
ここまで説明してきた情報を踏まえると、外国人がいるシェアハウスがおすすめの人は以下の特徴に当てはまる人になります。
外国人がいるシェアハウスがおすすめの人
- 英語のコミュニケーションが取れる人
- 英語をはじめとした外国語を学びたい人
- 文化の違いなどをある程度理解・許容できる人
- 日本にいながら国際交流がしたい人
日本に住みながら外国人と国際交流ができるのはシェアハウスならでは
ここまで外国人がシェアハウスで生活する理由や、日本人が一緒に暮らしていくメリットやデメリットについて説明してきました。
文化や価値観の違いはメリットでもデメリットでもありますが、日本にいながら国際交流ができるのはシェアハウスならではの特徴です。
外国人とシェアハウスで暮らすことに興味がある方は、ぜひ一度ご検討してみてはいかがでしょうか。
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