友達と2人でシェアハウスに住む場合に押さえておきたいポイント
シェアハウスには、2人以上での利用が可能な物件も数多く見つかります。個人で部屋を契約するため、空きがあれば友達や親友と一緒にシェアハウスで暮らすこともできます。
ここでは、友達とシェアハウスに住むメリットとデメリット、部屋の間取りや費用などを詳しく紹介します。
目次
友達と2人でシェアハウスに住むメリットデメリット
友達と2人でシェアハウスに住むメリットとデメリットをそれぞれみていきましょう。
メリット:1人ではない安心感
1人暮らしでは防犯・防災・家事や炊事の負担などはすべて自分自身が負うことになります。病気をしたときも看病してくれる人がいないので、何かと不安がつきものです。
しかし友達とシェアハウスに住めば、そうした不安や問題はすべて人と共有することができます。突然の病気やケガはもちろん、困ったときにサポートが受けられるのは心強いものです。
2人でシェアハウスに入居するとき、すでに仲が深まっている友達同士なら寂しくなく、ホームシックになる心配がありません。
1人暮らしは気軽で自由な反面孤独感を感じやすいものですが、友達がいてくれるだけで話のできる相手が常にそばにいるので、悩みや寂しさに押しつぶされそうになったときの助けになります。
デメリット:家事や費用の分担
2人でシェアハウスに住み、それぞれで費用を折半する場合、光熱費や日用品などにかかる費用をどの程度分担するのか話し合わなければなりません。
譲りあえる場合や、2人で完璧に(あるいは大ざっぱに)折半できれば良いのですが、譲れない部分があるとケンカになってしまう場合も。
また、自分の好きなタイミングでキッチン・バス・トイレを使うことができないことにも注意が必要です。
友達とシェアハウスに住むときは、それぞれが個室を使えるのか・または同じ居室を2人で共有するのかによって自由度が変わってきます。
居室を共有する場合、通常のシェアハウスよりもさらに窮屈に感じる可能性があります。
共有スペースは2人で使う場所ですが、居室まで友達に使われてしまうと、自分の時間というものが確保しづらくなります。
シェアハウスに2人で住む場合の間取りはどうする?
シェアハウスに2人で住む場合の間取りのおすすめをみていきましょう。
間取り1:2LDK
二部屋にリビング・ダイニングキッチンが付属している部屋です。広々としたリビングスペースに加え、友達と自分で個室を分けて使うことができるため、のびのびと暮らしたい人におすすめです。
リビングやバス・トイレを共有スペースに、個室はそれぞれのスペースとして使えるので、ルームシェアでもメリハリのきいた生活が送りやすい間取りです。
間取り2:2DK
リビングはありませんが、ダイニングキッチンが二つの個室に付属している間取りです。2LDKとの違いは、リビングルームの広さが十分に確保できているか否か。
間取りによってはダイニングスペースをリビングのようにして使うこともできますが、2LDKよりも家賃が安く抑えられ、個室も確保できるため、初めてのルームシェアにおすすめです。
間取り3:2K
2Kは二つの部屋にキッチンがついた間取りです。廊下の先に個室が二つ並んでおり、廊下の左右に台所スペースと浴室・トイレがついているような必要最小限の配置になります。
ダイニングやリビングがないため食事は各部屋でとることになりますが、スペースが限られているぶん家賃は安くなります。
2人のルームシェアにかかる費用はどれくらい?
ルームシェアにかかる費用は、以下のように分けられます。
● 初期費用:30万円~60万円前後
● 光熱費:1.5万円~3万円前後
● 通信費:5,000円~10,000円前後×2人分
● 食費:2万円~
● 雑費:2万円~
引っ越しにかかる費用、物件に入居する際の敷金や礼金は、1人あたり30万円前後が目安です。2人で入居する場合その倍ほどかかるので、60万円程度はみておいたほうが良いでしょう。
ただし荷物が少なかったり、自分で荷物を新居に運び込める場合は費用がさらに安くなります。
光熱費は、夏場のエアコン代や冬の暖房費を含めて考えたいところ。ペットがいる場合は、一日中冷暖房を稼働させておかなければならない場合があるため、多めに見積もっておいて問題はありません。
通信費は1人あたり5,000円前後を見込みますが、インターネット料金が無料の物件や格安スマホの使用で、1人あたり5,000円以内に収めることも可能です。
食費については自炊するか外食するか、家族からの仕送りが得られるかなどによって大きく変わります。すべて外食でまかなう場合は、2万円以上の金額をみておいたほうが良いでしょう。
上記以外に、雑費も必ず計算に入れておきます。シャンプーやリンスなどの日用品、ティッシュやトイレットペーパーなどの消耗品、医薬品・清掃用品など2人で使うものの金額を大まかに計算しておきましょう。
友達とのルームシェアで決めておきたいルール
友達とのルームシェアで決めておきたいルールについて、例を挙げてみていきましょう。
何をどの程度折半するか
家賃や食費などの負担割合、家事の分担についてはあらかじめ役割や範囲を決めておきたいところ。
2人とも何もせず適当に過ごしていると、どこかで負担のずれが出てきて、トラブルや衝突の元になってしまいます。
友達やペットについて
相手の友達や彼氏・彼女を自宅に招く場合、ルームシェアをしている相手が迷惑に感じないように、時間や頻度などを決めて配慮するようにしましょう。
ペットと一緒に入居する方は、シェア相手の猫アレルギーの有無、動物が苦手ではないかなどを細かく話し合ってください。
快適に生活するためには話し合いが大切
友達とシェアハウスをするときは、お互いが快適に暮らせるようにしっかりと家事や生活費の配分を決め、相手の生活スタイルも尊重するようにしましょう。
実際に生活をすると、相手の交友関係も含めていろいろなことが見えるようになりますから、事前によく話し合い疑問や不安を一つでも減らしておくと安心です。
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