シェアハウスのキッチンスペースの特徴と使用上のルール
共同生活を行うためのシェアハウスには共用のキッチンスペースが設けられており、居住者は自由に(または時間を決めて)使うことができます。
ここでは、シェアハウスに備え付けられているキッチンの特徴や、シェアハウスで同居する際に共有するキッチン用品・家電とそのルールについて紹介します。
目次
シェアハウスにあるキッチンの特徴
シェアハウスで用意されているキッチンの特徴をみていきましょう。
調理器具が揃っている
シェアハウスでは電子レンジ・電気ケトルなどの便利な調理器具のほかに、まな板・鍋・包丁などの調理器具も揃っています。
調理器具を置いていない場合は自分で用意しなければなりませんが、ほとんどのシェアハウスではキッチンツールが備え付けられています。
ファミリーでも使える広いスペース
単身者用のキッチンと違い、大人数で生活するシェアハウスではキッチンスペースが広々としています。
アイランドキッチンのように、みんなで楽しく会話を楽しみながら料理ができるオシャレなキッチンスペースを備えているシェアハウスもみられます。
一人で料理をする場合でも狭さが気にならず、他の人と一緒に料理を楽しめることがシェアハウスならではの魅力といえるでしょう。
イスやテーブルも広々使える
シェアハウスのキッチンは、リビング・ダイニングも広々としているため開放感があります。料理を楽しみつつ食べる場所も確保できるので、狭さが気になるということがありません。
リノベーション済みの物件なら、清潔で温もりのある快適な環境が整えられています。
居住者が気持ちよく使えるように広くとったキッチンスペースと、その横に大きなダイニングテーブルが置かれ、みんなで作ったものをみんなで楽しむことも可能です。
共用の家電製品も設置済み
調理器具と同じく冷蔵庫・炊飯器・コンロ(IHまたはガス)はすべて設置済みなので、自分で新しく買って持ち込む必要がありません。
同居人とシェアするキッチン用具や家電
シェアハウスのハウスメイトとは、キッチンに備え付けのアイテムや家電はほとんどすべて共有することになります。
たとえばフライパンや鍋などの調理器具、調理家電、自分たちで購入した食材もシェアするケースがほとんどです。
キッチンに備え付けの調味料は自分で自由に使えますが、自分のものではないので後から使う人のぶんも考えて残しておかなければなりません。
キッチン利用で決めておきたいルール
キッチンを利用する際は、以下のルールに注意してきれいに使う必要があります。
・ものを出しっぱなし、使いっぱなしにしない
・冷蔵庫の中に食材や料理を入れる場合は名前または部屋番号を記入する
・共有のものを私物にしない
・お皿やコップはそのつど洗い、シンクに溜めない
・使用後はキッチンまわりをきれいに清掃する
・ゴミ捨ては当番制で行う
・作ったもの、食材の一部をそのまま放置しない
・調理家電の中身をそのまま放置しない
キッチンの使いっぱなし、お皿などのカトラリー類の放置はシェアハウスでは厳禁。冷蔵庫の中に食べかけの食品を入れっぱなしにすることも、衛生上の問題が考えられるためルール違反となります。
自分で食べるものや飲むものには名前や部屋番号を記入するのがシェアハウスのマナー。
未記入のものでも勝手に食べられるケースは多くありませんが、「誰でも食べていいもの」と誤解を招く可能性があるため、しっかりと名前を記載しましょう。
共有物はシェアハウスの物ですから、私物化して持ち去ることのないように要注意。使用後は床やシンクまわりも含め、油汚れなどで汚れてしまった箇所はきれいに清掃してください。
キッチン全体の汚れについては、清掃業者や管理会社側で掃除することが多いです。間隔を決めて清掃スタッフが入るところもあるので、自分たちで大掃除をする必要はありません。
使った食材をそのまま放置することはできないので、あまりが出たら次の人が使えるように保存するか、ゴミとして正しく処分しましょう。
その他、炊飯器の中にごはんを入れっぱなしにしたり、電子レンジの中に温めたものを放置したりしないように注意しましょう。
キッチンの使用時間は意外と被らない?
キッチンの使用については、基本的に空いていれば使えるところがほとんどであり、使用時間が細かく分けられているところはほとんどありません。
事前に居住者に使用時間を周知しなければならない場合もありますが、空き具合をみて入ることが多いです。他の人の調理を手伝ったり、みんなで食事を楽しんだりすることもあります。
ほとんどのシェアハウスで、キッチンスペースは24時間使用できます。居住者はそれぞれ異なる生活時間で動いているので、夜勤や明け方に帰宅する人でも調理ができるように、24時間使うことができます。
一人で何時間もキッチンを専有しなければ、意外にキッチンの使用がかぶることはありません。ただしどうしてもプライベートで調理をしたい場合は、キッチン付きの個室を選ぶこともできます。
ワンルームにキッチンスペースが付いているシェアハウスなら、キッチンスペースのルールは最小限に守りながら自由に調理を楽しむことができるので、自分だけの時間を大切にしたい方におすすめです。
単身者用の狭さがなく快適
シェアハウスのキッチンスペースは複数で使えるほどの広さがあり、みんなで調理や食事を楽しめる環境が整えられています。
一人で食事をとる環境ではなく、ハウスの住人が集まり会話をしながら時間を共有できるような工夫がされているので、一人で食事をとる「孤食」になりにくく、楽しみながら食事ができます。
バーベキューなどが楽しめる屋上スペースや中庭が設置されたシェアハウスもあるので、大人数で楽しく暮らしたい!という方にはそちらもおすすめ。
立地条件やオーナーの意向に合わせてシェアハウスも多様化しているので、ぜひ自分が楽しく暮らせる環境を探してみてください。
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